500回以上も東京の古本の市場通っていた!

お仕事

2000年から今の商売をはじめ、2001年の夏に古書組合に加入。

2001年12月にはじめて東京の市場に行った。

最初は東京古書会館が建て直し中で仮住まいの会場。

2003年7月に新しい東京古書会館が竣工。

2006年頃までは毎週、2007年には一度商売をやめて世界一周。

あらためて商売をはじめ、また東京の市場に通いだし、今週の月曜日にも中央市に車で往復した。

東京の市場は新しい東京古書会館がはじまった頃からエクストラネットという我々組合員の東京の市場での売買の結果が反映されるシステムがある。

先日、若い古本屋さんから、あれっていつまで遡って見られるんですかね、と質問。

実際に見てみたところ、2003年9月からのデータが残っていて驚いた。

20年間分のデータがしっかり残っているのだ。

売り買いの金額だけでなく、売った買った品目もたどることができる。

まさに自分の商売の歴史だ。

東京の市場500回以上

そのデータをExcelに貼り付け、統計を見てみたところ、市場の参加回数は479回。

エクストラネットがはじまるまでの1年半ほどもほぼ毎週通っていた記憶なので、550回ぐらいは利用したということになるだろう。

エクストラネットに掲載されている買った回数は452回。売った回数は237回。

売るのは便宜上、記号をふたつ使ったりすることもある為、一回の市場で2となる場合もある。

エクストラネットには掲載されていないが南部支部や東部支部の市場にもそれなりに行ってたことがあるので、あわせると600回ぐらいは利用しているということになるだろうか。

参加はしたけど売り買いなしだったというのは当然掲載されて来ないので、そういった日も参加としたらもっと増えるかもしれない。

何も変わっていない

それなりに工夫。

商売のやり方もいろいろ変えたり、変えざるを得なかったするのだが、この一覧を見たところ、大きな意味では何ら変わってないという発見があった。

まずこれが自分の商売の特徴なのか、売りにしろ買いにしろ、飛び抜けて多い時がない。

金額でズバリ言えば、一回の市場で100万円を超える落札をしたことは1度しかない。

50万円以上も5回のみ。

自分が自信を持って入札できるジャンルがそこまで高いものがないということもあるだろうし、小心者で高額になるとビビって入札が弱くなり、落札されてこないということもあるかもしれない。

情けないなぁと思うところもあるが、だからこそ20年も商売を続けられてきたのかなぁという気もしないでもない。

その一方、売りは50万円以上ということが18回あった。

すべて買取をはじめた2015年以降である。

最近の人は

商品に思わぬ欠陥があり、まったく売り物にならないということがある商売である以上、利益率は高くないと成立しないと思ってやってきた。

商品化するのも一点ずつということになるため、新品のような利益率ではやっていけない。

売ってからお客様から切り取りページがあった、ディスクが再生できなかったなんてクレームを受けて、全額返金なんてことになることもある。

また次から次へと売れていくというものでもないので、昨日10万円で売れたものが明日10万円で売れるという保証はまったくない。

もちろん昨日10万円が明日12万円ということもあるにはあるが、逆に8万円ということの方が最近の傾向として多い。

そんなリスクを考慮して、市場で入札していると全然落札できないことが多い。

それって自分がそれぐらいで売れたらいいなと思ってる金額で入札してる人が多いこと、多いこと。

先日の市場でも10万円が売値のものを8万円で落札。

10万円の商品を売るためには1万円の手数料は必要で、実質の利益は1万円。

相場が下がったら?

買ったあとに思わぬ瑕疵が見つかったらどうするの?

絶対に10万円で売れるの?

と疑問だらけだった。

そもそもの発想が違うのだろう。

最近の市場を見ているとこういった発想、思考法で入札をする若い方が多く、そういった人が元気がいい。

逆に言えばそういった利益の計算しないと落札できないのだ。

できるだけ高く売れるものをできるだけ安く落札したいという考えではまったく買えないのである。

まぁ、出品するものからするとよい傾向ではある。

自分の商売を振り返ると

このエクストラネットの20年の一覧から見えてきたもの。

私の商売は最初のスタートダッシュがよく、2002年頃まではほんとやることすべて上手く行った。

勢いもあった。

商売をはじめて一年後に古書組合に加入したのもよかったし、東京の市場に車で往復するなんて当時は無謀と思えるようなチャレンジをし、これはできると判断して、毎週通い出したのも上手く行った。

しかし、結局、自分の器ではそこまでで、その後、他の市場や古本と違う商品にも手を出したりしたが、所詮、最初の数年の範囲から出ることは出来ていない。

売り上げもその時を超えることはない。

効率がよくなった分、売上がそこまでなくても利益はそこそこあるという状態にはなっているが、器が大きな人ならばそこから更に展開をしていくのだろう。

もうそこを嘆いてもどうしようもならない。

逆に言えば、この先も稼げるのかなぁという不安もあるが、きっと大丈夫なんだろうなぁとこのデータを見て思えたことが大きい。

新たに商売をはじめた古本屋さんに最初の数年は勢いで何でもできるし、いろんな人が教えてくれるのて最初はいろんなことにチャレンジして相性がいいものを見つけるのがいいとアドバイスしてきたが、それが間違ってないと思えたのも嬉しい。

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