12年後

2010年、今から12年前、私が入っている古書組合の地元の市場は元気のいい組合員が減り、売上もあきらかに落ちてきていて、このままでは市場はまもくな潰れると先輩方がよく口にしていた。

理事会でもどうしたら売上があがるのかといったことが議論。

その頃、この業界で知られたブロガー?だった私はだったら、古本屋未満の人たちを市場というものがあり、市場を利用するメリットなどを紹介して入ってもらったらいいんじゃないかと活動。

せどりというブックオフなどで安くなってる本を買って、Amazonなどで転売している人たちと接触して知り合いになったり、時に説明会を開催、来ませんか?という案内を出したりして、短期間に沢山の人が組合に入ってくれた。

しかし、私は元々自己顕示欲が強い方だったり、あまりに思い通りに加入者が増えたので調子にのっていたこともあるだろう。

また新しい人が増えることは長期的にはよいはずだが、自分が今まで市場で買えたものが買えなくなったり、居場所がなくなったと感じる方もいて、かなり怒られたり、攻撃をされたりもした。

中には、面と向かって、彼らの人生を酷い方向に引っ張っていると批判されたこともある。

 

あれから十年以上が経過。

市場は、潰れるかもしれないと一時期みんなが思っていたなんてことがウソのように、毎週活気がある。

荷物も沢山出ているし、売上もよい。

その荷物を出している人、買っている人のかなりが2010年頃に入会した人たちだったりする。

ブックオフで買って転売していた人たちも、市場に出入りするようになり、様々な手法があることを知り、買取をはじめたり、古書、古典籍も扱うようになったりして、売上がかなりあがっている人が何人もいる。

 

広島にライブに行く勢いで、前日に山口県の2010年に私と知り合ったことで組合に入会、本格的に古本屋さんをはじめた自宅を訪ねた。

彼は愛知県で市場に入ったのだが、その後、地元の山口県に家族とともに引っ越し、4年前に家を建てた。

愛知県と山口県では色々と勝手も違うが、買取をして、即売会をしてネット販売をして暮らしている。

知り合った時は会社を体調不良でやめて、せどりをして、なんとか生活費を稼いでいるという状態だったと思う。

おかげで家を建てることまでできました、と報告された。

 

あの頃、活動していたことが、もちろん問題がなかったとは言えないが、大筋で間違ってなかったということだ。

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