警察が事務所に調べにきた

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このブログは仕事のことも半分ぐらいは書くつもりではじめたのに、すっかり書くことを忘れてしまっていた。

先日、仕事のことで警察に調べられた?のでそのことについて書いてみる。

古本屋は犯罪に近い位置にいる

私の生業の古本屋をはじめ、リサイクル業は犯罪に近いところにいる。

というのも、盗んだものなどを売りに来られてしまうことがあるからだ。

そのために古物商という許可も必要。

こちらだって盗品なんて買いたくもないのだが、まるで自分の物のように売りに来られてしまう。

といっても、古本なんて、ブランド品、高級腕時計などに比べて、単価も安い上、重たいので割にあわない。

それでも、たまにはある。

警察から電話

先日、警察から突然、電話があった。

フリーダイヤルでかけてきたので、お客さんかと思ったが違った。

先日買取した本が、詐欺で不当に取得したものだとのこと。

ああ、と正直心当たりがある。

県外から送られてた本だが、普通ではないことがいくつもあったのだ。

「昨日、100冊ほど新品の本を買ったのだが、いらないから買って欲しい」との最初のご依頼。

まず昨日買っていらないならば返品した方がいい。

送料とかは負担が出るかもしれないが、古本屋に売るよりはお金が戻ってくる。

そう私も言ったのだが、こちらの言い値でいいので、とにかく送るから買ってくれとのこと。

翌々日に送られたきたが、何度も電話があり、届いたか?査定は終わったか?。

その日は旅行していたため、明日のお昼になりますと返答。

翌日のお昼前から催促の電話。

事務所に戻り、届いた本を見てみたところ、自費出版の本で、同じタイトルが8冊ずつある。

自費出版の本は新しくても売れないので、物凄く安い買取価格を言う。

それではイヤですよね?返品しますよと申し出たが、それでいいからすぐに現金書留を送れ。

日頃の買取では直接現金を渡すか、振込だ。

現金書留は郵便局に行って、専用の封筒買って、宛名書いてと手間も経費もかかる。

更にすぐにと言っても、買取に必要な身分証明書などが同梱されていない。

メールやLINEで画像だけでも送って欲しいというが、そういうことはできない。

なしで現金書留送って欲しいというが、それはできないと郵送してもらう。

3日後にマイナンバーカードのコピーが届き、現金書留で現金を送付。

その方とのやりとりはそれが最後だ。

電話の話もしどろもどろだし、強引。

こちらから折り返しの電話をしてもとらないなどと普通とは違うことがいくつもあった。

しかし、そういう方でも実際に会ってみたらちゃんとした方もいるので、そういう風に思えてしまう人なのかなと理解して話は進めた。

後払いには気をつけよう

詐欺だとか、警察も知能犯係からの電話だったので、凄いことをして本を盗んだのかと思ったら、単純に先に荷物を送らせて、代金を支払ってないというものだった。

代金後払いの商品を送らせては、お金を払わず、その商品を売るということを半年ほど140万円ほど繰り返していたそうだ。

なんでウチがわかったのか、というと、本人が自首してきて、ウチに売ったと言ったからだそうだ。

首が回らなくなって、知り合いの警察官に相談して、犯罪が発覚したので、自首ということになっただけとのこと。

同様の前科もあるとのこと。

警察が事務所に来た

県外の警察だったけれど、翌週に事務所までわざわざ来た。

残っている本を回収。

流れをひと通り聞いていった。

時間にして小一時間。

ふたりして来たので、正直、彼らの時給+私の時給の方がよほど高いんだろうけどなと思った。

回収された本は捜査協力費として一部お金をくれるそうだ。

しかし、ウチに本を送った人はやはりなにか足らないようで、ウチの屋号は「エーブック」なのに、宛先は「エフ」と書いてあった。

「エーブックス」とか「エースブック」と書いてくる人はいるが、文字数から違い過ぎる。

警察の人が帰る前に、「なんだか気の毒な人ですね。生活保護とかもらえばいいのに」と言ったら、「生活保護はもらっています。その上、贅沢したくてこういうことしてるんです。同情の余地はありません」とのことだった。

以前にも

警察が事務所まで来たのは20年間ではじめてだったが、過去には何度か警察から連絡があったことはある。

①グループ万引き
組織的に新刊書店で高額の書籍を万引き。
ウチなどに売って現金化。
逮捕され、その足跡を追うということで買取した時の台帳を提出させられたことがある。
年齢や職業から、ありえない医学書を持ってきて、おじいちゃんが医者で売ってこいと言われたとの説明。
前が眼科の専門だったのに、次に持ってきたときは精神医学の専門書で、医者のおじいちゃん何人いるの?となった。
また、同じような医学書を同じぐらいの年齢の別の人が持ってきて、住所を書いてもらったら、前に持ってきた人と同じ町で同じ年齢だということが判明。
多分、同級生の悪友で盗んでのだろう。
今、三重県にいるけど、今から行っていいかと突然来るのも特徴。

②あの事件の犯人
県外の警察から、○○という者がオタクから本を買ってたので、いつ何を買ったのか教えて欲しいとのこと。
詳しくは教えられないとのことだったので、お客様への守秘義務もあるので答えられないというとそれっきりになった。
名前を調べたら、少し前に起きた塾講師が生徒を好きになり、ふられた腹いせかなんかで刺したという事件の犯人だった様子。
その犯人の嗜好を調べるために買った本のタイトルを知りたかったのかもしれない。

③逆恨みで警察に通報
ある女優のグラビアが掲載された30年ぐらい前の雑誌をネットに出品すると、「本人はそのグラビアに後悔している。売るな」というメールが毎回来ていた。
だったら買ってくださいよと思い、無視していたら、最寄りの警察に電話され、あそこは違法のモノを売っている、取り締まれ。
警察もそういう電話があったのでいちよう確認しておきますと電話があった。

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