BABYMETALを海外まで見に行っていた期間はまる5年。
その間、ずっと好きだったのは間違いないが、正直、もういいかなとか思い出していた時期もある。
なにしろ、海外まで行けばお金はかかるし、時間もかかる。
その間、仕事も休まなければならず、収入も減る。
また体力がない私は1週間行ったら、その後1週間は半分寝たような生活で使い物にならない。
チケット買ったり、航空券買ったり、鉄道を手配したり、行き方を調べたりも楽しい時間ではあるが、かなりの時間が必要だ。
妻もいい顔をしない。
振り返って、その時その時どんな気持ちだったか思い返してみる。
2015年 とにかくあの熱狂の中に行きたい
2016年前半 ライブだけでなくメイトコミュニティも楽しくて仕方ない
2016年後半-2017年(レッチリなどサポートツアー) これは見たいBABYMETALとちょっと違う
2018年(ダークサイド) おもしろいけど少々あきる
2019年-2020年(鞘師登場 新曲登場) やっぱりBABYMETALはおもしろい。鞘師最高!
2015年から2016年東京ドームまでのBABYMETALは勢いが凄く、仕掛けもえっ?!てことが多くおもしろかった。
横浜アリーナで発表となったS-さいたまスーパーアリーナ、M-幕張メッセ、Y-横浜アリーナの三角形の真ん中にある東京ドームでライブを行うなんて告知は予想していた人がいたとはいえ痺れた。
DragonForceのライブに飛入り参加したり、Zepp札幌ライブの前夜に幕張?!お台場?!のウルトラのSkrillexのステージに出てきたり、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリバーがBABYMETALを気に入って自分のライブにBABYMETALのTシャツを着て出てきたなんてことがあった。
伝統あるWembleyでのライブが決まったり、X Japanに続いて二組目の日本人単独になるのが、X Japanが中止になり、日本人初になったり、海外の賞もいっぱい取ってたよね。
Wembleyの直後にアメリカのテレビにも出演なんてこともあった。
そのニュースを追いかけてるだけでワクワク。
メイト会も頻繁に行われ、新しい知り合いが次々と出来ていった。
勢いがあるものに乗るってのはこんなに楽しいことなんだと思っていた。

東京ドームのあとは大御所のサポートが続いた。
レッチリ、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、KORN、とんでもないメンバーばかりだ。
あえては見に行かないけれど、見るきっかけを作ってくれたことは感謝。
しかし、BABYMETALが見たい私にとっては不満もあった。
なにしろメインではないから、時間は短め、ステージの演出はほぼなし。
チケット代金はメインの格から来るので高い。

東京ドーム以降はダークサイドに入るまで海外ではロサンゼルスの一回しか海外での単独公演は行っていない。
更に自分にとっては日本国内の5大キツネ、巨大キツネがどうもなんだかなぁという気持ちがあった。
なんていうか、燃え尽きちゃったんですか?というか。
観客に白塗りだとか求めてはくるものの、演出の工夫というか、新たなものがまったくない気がした。
5大キツネは時間が短かったのも気になった。
なんか違うぞ。あの最初に感じたものと違うぞと思い出していた。
しかし、行けば知り合いもいっぱいいるし、話をしたり、飲んだりする時間も楽しかったので行かないという選択肢がなかった。
もう海外は1ツアーに2、3公演行けばいいかなと思いだしていた。
そんな生意気にも思っていた時のライブがLEGEND-Sだった。
度肝を抜かれた。
もう会場に入った時点で、最後方にオブジェがあるし、それが移動式のステージとも思わなかったし、すべてがカッコよかった。
初披露されたIN THE NAME OFにあわせて、キツネの怪人たちがステージを引っ張るという演出も素晴らしかった。
YUIMETALの不在という特別な状況もなんだろうか、応援しなきゃという気持ちにさせたのかもしれない。
あのライブでやっぱりBABYMETALおもしろいとなった。
2018年、LEGEND-Sから約一ヶ月後にギターの藤岡幹大さんが亡くなったというニュースが流れた。
YUIMETALが元気なのか、出てくるかといったハッキリした告知もない。
FOXDAYにはTHE CHOSEN SEVEN、DARK SIDEという謎のメッセージだけ出してきた。
今までみたいになんでもかんでも全部行くのはやめよう。
アメリカツアーのチケットが発売になった時は行けるポイントだけ行こうと決めた。
5月からはじまる8公演。
後半の4公演だけ取っていたが、まったくどんなライブになるかわからない。
THE CHOSEN SEVENってなんなんだ?
DARK SIDEってどういう意味?
YUIMETALは出てくるのか?
そんなことを毎日考えたら、もう初日から行くしかないと決断。
同日のデュア・リパの来日チケットを買っていたのだが、流してBABYMETALアメリカツアーの初日から行くことにした。
この頃はメイト間にも解釈でかなりもめていたような記憶がある。
サマソニの出演発表も例年よりかなり遅れていたし、その他の発表もかなり遅れていたので、何か起きているのではないのかと書いたら、いつもとかわらないそんなこともまだわからないのか、と怒られた(結構根に持ってる)。
まぁ、そう思いたい気持ちもわからないでもないのだが。
THE CHOSEN SEVENってBABYMETAL7人になるってこと?!には、なるわけないだろ、バーカみたいなことを言われた(イメージ)。

DARK SIDEのBABYMETALはご存知の通りだ。
初日のカンザスシティ、YUIMETALはいないし、知らないダンサーがふたりいるし、BABYMETALといえばとも言える衣装、髪型もかわり、ステージ、照明の構成もかわって戸惑うばかり。
なにしろSU-METALとMOAMETALが前後にいるのだ。
BABYMETALにとって思うことはずっと一緒。
今まで通りに好きでいたい、だ。
初日のカンザスシティのライブを見て、自信がなくなった。
これはもしかして好きじゃなくなるかもしれない。
なにしろ何もかも違う。
我慢ならなくなったらツアーの後半帰ろうかなとも考えていた。
2公演目をオースティンを見て、泣けてきた。
俺、やっぱりBABYMETAL好きだ、と思ったからだ。
IN THE NAME OFの杖トントンからのDistortionは今までにないBABYMETALだけど最高に気持ちはあがった。
なにしろカッコいいじゃないか。
DARK SIDEはそんなわけでまた気持ちが戻ってきた。
しかし、周りはそうではなかった。
幕張メッセのあとはよくなかったという人もかなりいた気がする。
自分ひとり良かったとツイートしたら、運営にこびてると揶揄された。
だって、かっこいいじゃん。
残念なことにこのDARK SIDEをきっかけに2015年から仲良くさせてもらっていた人たちが離脱、来なくなってしまった。

2019年の横浜アリーナに鞘師里保がアベンジャーズとして登場した。
あ、知ってる知ってる、すぅちゃんの幼馴染で、モー娘やめちゃった子じゃん。
モー娘ではエースって言われてたらしいけど、BABYMETALで通用しますかね?!
そう冷ややかに最初は見ていたのにあっという間にハマった。
BABYMETALぐらい好きになるアーティストは現れないと思っていたのに、まさかBABYMETALのアベンジャーズがこんなに好きになるとは思ってもみなかった。
2019年、2020年のBABYMETALは海外の公演数が恐ろしく多く、これはさすがに行っては生きていけないとあきらめがついた。
それでも1ヶ月半の全米ツアーは3往復したから熱はまたあがっていたのだろう。
しかしその目的の大半は鞘師里保を見ることだった。
鞘師里保を見に、モーニング娘時代から好きだった人たちもライブに来だして、友達になっていった。
鞘師会などと言ってご飯を食べに行ったりする機会も増えたのもおもしろかった。
サードアルバムMETAL GALAXYの曲もほんとよかった。
なんとなく私のキャパでは、BABYMETALってもうこれ以上展開できないんじゃないかと思いこんでいた。
完全に間違っていた。
2020年EUツアーから投入されたOh! MAJINAI、BxMxCはほんとに好き。
最初に行きだした時の会場の熱狂を呼び起こすような曲ではなかったが、思わずニッコリしてしまったり、うっとりしてしまう。
海外で人気ってどんな感じなんだろうと一度見に行ったはずが、結局6年も追いかけてしまった。
正直書けば、BABYMETALは2016年頃に終わると思ってた。
大好きなだけに、伝説を残していいところで終わり、その後は中元すず香、菊地最愛、そして水野由結として活動して欲しいと思ってた。
経済的なこともそうだし、海外まで行くとその後、かなり疲れてぐったりしたので、限界も感じていた。
でも、長くつきあったのでわかってる。
また出てきたら、予想外のことして、それがおもしろいんだ。
そしてまた夢中になり、海外でライブあるってことになれば行きたくてたまらなるんだ。
ほんと、困ったものだ、BABYMETALは。

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