古本の買取していると、事情を聞いて、情が湧き、なんとかお力になりたいと思えちゃうことがある。
商売としてはとてもよくない。
そしてどんだけ利益を削って、誠実な対応をしても、誤魔化してる。儲けすぎてると思われることがある。
何度か経験して、それなりの対応をしているつもりだが、完全にできない。
以前もご主人がなくなって、大量のグッズをさばきたいという時に、いちばんお金になる方法と思われた市場での代理出品を提案。手数料はもちろんもらわないとやれないので、もらう約束で話を進めたが、最後の最後に儲けすぎてると知らない人が出てきて嫌味を言われたことがある。
そういう時は女性が依頼主で、なぜか知らない男が口をはさんでくるケースが多い。
今回は同じとは言わないが、死んだ父親に借金があって、それを払わなければいけなくなった。
私が長年集めたコレクションを処分して返済の足しにしたいとのこと。
正直、このコレクションをどう売っても、借金の額にはならないが、少しでもお金にしたいということだったら、東京の市場に代理で出して、ほんの少しの手数料だけもらうのが一番お金を渡すことだろうと提案した。
現地の作業時間が2人×4時間ぐらい。その後出品するために封筒をつけたりする為の作業が2時間。車で東京まで運んで、出品を並べるのに1時間というところだろうか。
たいした作業時間ではないが、そりなりのノウハウもあってだし、運ぶのは肉体労働だ。
これがキャンセルとなった。
理由は弁護士から財産隠しになるからやめてくれと言われたからとか。
まぁ、本当にそうなのかもしれないが、なんだかな。
下見まで行ってるし、私しては全くのマイナス。
たまたま東京行くのが決まっていたから提案したのもあるけど、やっぱりやってくださいと言われたら受けられるかどうか。

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