またよく眠れなかった。
前夜と同様に寝てもすぐに目が覚めてしまって、しばらく眠れないの繰り返し。
朝6時20分、ホテル一階のセブンイレブンで待ち合わせ。
本日は立川のクラフトロックフェス。
珍しく友達と一緒。
その友達に以前からこのフェスが楽しそう、行きたいと言われていて、2週間ほど前かな、行きませんかと言われた。
自分はロッキンやサマソニやメジャーというか、巨大なフェスが好きというか、そういうのしかほとんど行ったことがなく、誰もが知ってるアーティストばかりを日頃は見ている。
このフェスは1組も見たことないし、聞いたことはあるようなないようなどっちかと言えばないアーティストばかり。
元々、土曜日はハロプロがあって、月曜日は中央市に行くつもだったから、間の日曜日は何もなくてちょうどいい。
逆に知らないフェスがどんな感じか見てみたいと思って行くことにした。
その友達が深夜バスで東京に到着、立川に移動してきたのがこの時間。
深夜バスが大変なのは着いてからだったりする。
イベントまでの時間をどうやってつぶすか。シャワーなども使いたいはず。
そう思って、来たら自分の部屋を使っていいよ、自分は出かけるからシャワーなり眠りなおすなりしてと値段もほとんどかわらなかったのでツインで予約した。
友達と言ってるが、ちょうど30年下の異性だ。
こういった時間を楽しむことができる天才の私は、快活CLUBでマンガを読むというプランを捨てて、多摩モノレールに乗ることにした。
まずは多摩駅南から多摩センター行きに乗る。
モノレールは4階くらいの高さを走る。
見晴らしがいいのだ。
高いビルもなく、景色がいい。
モノレールに乗ってるだけで観光になってる。
多摩センターからは折り返し、ふと気がついた。
もしかして、最前に行ったら、もっと景色いいのでは?!
最前席に座り、運転士がどんな作業をしているのかを見ながら、景色を見る。


本当に乗ってるだけで楽しい。気分がいい。
そしてわからないことはChat GPTに聞く。
どうやって走ってるのか。運転士の仕事は?!など。
終点の上北台まで行って、また戻る。
もちろん、今度は逆側の先頭車両で最前に座る。
なんだろ、高いビルの展望台に有料でのぼるよね。
あれが横に動いているという感じか。
オーストラリアのケアンズのスカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイを思い出した。
あれは亜熱帯を走るが、多摩を走っているのだ。
思わず、Chat GPT に日本にモノレールってどんだけある?と質問。
モノレール国内全制覇という新たな目標ができた。

東京モノレール、多摩モノレール、ゆいレール、ディズニーリゾートラインは乗ったこことがあるので、あと4つだ。
立川駅に戻り、朝ごはんを食べる。

また立川駅周辺を散歩。
フェス会場でリストバンド交換をして、まだ開演まで一時間あったので、隣のIKEAを見てまわる。
開演ギリギリにフェス会場入場して友達と合流。
さて、どういう感じで過ごしたらいいんだろうか。
どういうペースでまわる人なのか?よくわからない。
自分も眠れない夜が続いたし、途中、疲れてホテルで昼寝したくなるかもしれない。
そももそこのフェスのアーティスト楽しめんだろうか。
友達はすごい楽しみなバンドがいくつかあるらしい。
まずはザ・おめでたズ。
友達とピットの途中まで来て、自分はここら辺でいいなと思って立ち止まったら、好きなんで前に行きますと友達は前方に行った。
まぁ、別行動でご飯合流って感じで行けばいいかな。
しかし、ザ・おめでたズがめっちゃ良かった。楽しかった。
そう、友達とは自分が昨年肩が痛くてあげられなくなったことで知り合ったのもある。
おかげで治ったのだが、そんな肩を何度もあげていた。
別行動するつもりが、楽しかったことを伝えたくて、見つけて話しだしたら、結局、一緒にホールメインステージに移動。
クラフトロックフェスは立川ステージガーデンのホールメインステージとステージガーデンのすぐ横の屋外のガーデンアウトドアステージのふたつを交互に行う。
ホールメインステージは2階席、3階席は椅子席なので、座って休憩がてらゆっくり見ることができる。

まずは休憩がてら座って見ようとなって見てて、途中で、お腹が減りましたと言われて、外に出て、ランチ。

結局、ふたりでステージを行き来して、一緒に見た。
30年上の初老と見て楽しいんですかね?!と思いながら、気を使わなくていい感じの人だから、楽。
まぁ、自分も精神年齢低いからな。
友達のいちばんの目当てはYONA YONA WEEKENDERSで、早めに移動して、ほぼセンターの4列目くらいで見た。
しかし、どのアーティストも楽しいんだよね。
ラッキーキリマンジャロも良かった。
クラフトロックフェスというくらいなので、クラフトビールの祭典でもあって、いくつものブースが出店。アーティストもビールでカンパイをやたらと言ってくるが今は飲まない私はお茶のペットボトル。
それでも楽しいんだよね。
友達がYONA YONA WEEKENDERSのグッズ買いたいと並びだしたので、自分は昨日、立川散歩した時に見掛けて凄い気になった河谷シャツのポップアップに再度行ってみることにした。
楽しかったんだろうね。
22000円のシャツ、多分、人生でいちばん高いシャツを買った。
もしかして、このまま友達とはぐれちゃうかも。
まぁ、それはそれで仕方ないかと思っていたけど、ペントウハスで2階からピット見たら、すぐに友達の帽子を見つけてしまって、また合流。
またお腹がすいたと言われたし、自分も減っていたので早めの夜ご飯をまた外に出て食べた。

CEROでまた屋内に入り、2階の椅子席で見ることにした。
腕をコツンとされ、何かと思ったら、2階の上手の通路に踊り狂ってる人がいると教えられた。
持ってきていた双眼鏡でのぞく。
確かに“踊り狂う”という言葉が適当すぎる女性が踊り狂っていた。
女性は歌の合間には前に座っている女性と何やら話だし、音楽がはじまるとまた踊り狂う。
あの人、誰のファンなんだろ?
どういう仕事の人なんだろう?
家でも踊り狂ってるよね、きっと。
高校時代の部活はバレー部な気がする。
なんて勝手なことを言い合う。
でも、なんで下のピットで踊らないんだろう。
もう我々は踊り狂う女に夢中だった。
最後の思い出野郎Aチームも本当に楽しかった。
ステージの音楽が楽しかっただけでなく、また上手の奥の通路に踊り狂う女が現れたからだ。
なぜ、あそこなんだ?!
なんの意味があるんだ?
双眼鏡はステージよりも踊り狂う女をついつい見てしまう。
しかし、別れは突然やってくる。
踊り狂う女が消えてしまった。
何があったんか?!出禁になったのか?!連れ出されたのか?!倒れたのか?!
ステージではトップバッターでめっちゃ楽しかったザ・おめでたズが出てきて、コラボ曲を歌いだして、また最高に楽しくなってきた。
もう踊り狂う女のことは忘れて、ただただ音楽を楽しんだ。
「今日がもしかして人生で一番楽しかった日かもしれない」
そういうと、友達は「楽しんでもらえてよかった」と主催者みたいなことを言った。
誘って私が楽しめなかったらと責任を感じてみたいなのだ。
気を使ってないようで気を使ってたんだね。
それが自然にできる人なんだ。
時々、このバンドはどこどこ出身でとか、メンバーは3人だけであとはサポートでとか、キーボードはボーカルの奥さんで今は産休などと情報を入れてくれるのも楽しめた大きな要因。
ああ、楽しかった、今日という日が終わってしまうのが寂しいくらいに感じていた。
座席を立ち、出口に向かった途中、「あれ、踊り狂ってた人ですよ」
地べたに座りこみ、笑いながら、横の女性と話してる人、確かに服装は似てる。
といっても、かなり離れた位置から見てただけなので自信はない。
絶対そうです。間違いないです。
確かにこのやりきった感じ、疲れ果てた様子、満足感からも間違いない気がする。
俺、さっきの疑問聞いてくるわと、私は楽しい気持ちの勢いで「上手の奥でこの会場でいちばん踊られていた人ですよね?」と失礼ないように話しかけた。
「はい、CEROでは私がいちばん踊っていたと思います」と返答。
疑問に全部答えてくれた。
CEROのファン
母親と一緒に来た
介護職
仕事場ではクールビューティ、踊らない。
家では時々踊る。母いわくいつも。
あまりに長時間では失礼になるかもと芸能人に気を使う気持ちになり、またどこかでお会いしたいですと告げて別れた。
母と娘で来てあれだけ踊るって凄いな。
あ、部活聞いてない、しまったぁ。
なんて話しながらの帰り道。
考えたら、我々も親子みたいなものだし、他人から見たら完全に親子。
友達は東京に住む友達の家に泊まるということで、立川駅まで送っていってさよなら。
人生でいちばん楽しい日だったと思ってたけど、冷静に考えたら、同じくらい楽しい日は週に一回くらいはあることを思い出した。
フェスって基本ひとりでチケット買って、ひとりで行ってたし、誰かと一緒に行っても、ずっと一緒にまわるということはなく、途中で別行動して、どこかで合流するってことがほとんど。
息子とフジロック行った時は完全に別行動だったし、娘とカウントダウンジャパン行った時は一緒に行動していたつもりが、娘がどんどんピットの前の方に行き、私は後方に取り残されてしまった。
まぁ、他の友達と一緒に一日まわったこともあるけど、その友達は好きなアーティストが限られていて、それ以外はお茶したりして過ごしていたのでかなり違う。
疲れていたけど、今日という日が終わるのが本当に嫌で、ドン・キホーテ行って買い物したりして、ホテルでシャワー浴びて就寝。
でも、やっぱりまた何度も目覚めてしまった。
ただ、めっちゃ幸せな気分だったから、目が覚めてラッキーな気もした。


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